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マッサージを受けた時に「効いてる~!」と感じる正体

「圧を入れる」=「やってもらってる感の演出」

というのが、僕の考えですが

ただ圧を入れ(体重を乗せる)ても、

ポイントがズレていれば

やってもらってる感の演出が薄れてしまいます。

では、そのポイント(ツボ)とはどこなのか

まずは筋肉の構造を簡単に説明します。

ブログ画像

 

ここで言う筋肉とは、骨格筋を指しています。

筋肉は、ある骨から必ず別の骨につきます。

・始まりの骨に付着している部分を起始

・その腱を起始腱

・そこから膨らみはじめる部分を筋頭

・中央の膨らんでいる部分を筋腹

・尻すぼみになる部分を筋尾

・そこからまた腱になり停止腱と言います。

・終わりの骨に付着している部分が停止となります。

 

それでは男性に比べて、

筋肉が細く肩こりで悩む女性が

特に硬くなる代表的な筋肉である【肩甲挙筋】を例にあげます。

ブログ画像

 

肩甲挙筋の起始は首(頸)の骨に、停止は肩甲骨の上の方についていて、

頭を横に倒したり(側屈)、

肩甲骨の引き上げたりする(挙上・回旋)筋肉です。

 

では、硬くなった肩甲挙筋をほぐしてみましょう。

だいたいは起始から筋腹、停止まで全体的に硬くなっているので、

まずは触りやすい筋腹をほぐしたくなります。

でもそれでは時間がかかって効率が悪いのです。

コリをほぐす基本は、

ある筋肉の起始または停止を

まず緩めるところからはじめます。

 

なので肩甲挙筋であれば、

首(頸)の起始か肩甲骨上部の停止に

刺激を加えると、触っていない筋腹も同時に緩んだりします。

しかし、この肩甲挙筋を緩めるときの注意点で

 

起始の首(頸)は繊細は箇所なので、

まずは触らず肩甲骨上部の停止から押圧します。

すると受け手は、やってもらってる感で

「効っく~!」となり、

これがツボに入ってるということなのです。

 

そして調子に乗った施術者は、

さらに硬いポイントを探りあて、

(あっ、ここかなー?)なんて

ゴリゴリしている部分に圧をいれます。

さらにお客さん

「効っく~!」

と反応してくれるんですが、

 

実はそれコリじゃなく、

そもそも筋肉でもなく

“神経”だったりする場合があります。

 

ゴリゴリしてるから、コリだと思って強く刺激を与えて、

知らぬ間に神経を傷つけている施術者いませんか?

 

「強くする」のと「効かす」のは違いますが

「効かす」のと「緩める」のも、イコールではないのです。

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