“強もみ”という施術に疑問をもった僕が、
そこから今の
“強くもまずにほぐす（緩める）”スタイル になるまで、
幾つか段階を経ることになります。
お客様に施術するにあたり、
身体(解剖)について
いろいろ勉強をする様になりました。
「今から勉強するんですか？」
びっくりですよね(笑)
柔道整復師や鍼灸師などの国家資格保持者は、
特定の学校で数年勉強し試験に合格したのち現場へ出ます。
ところが、マッサージの種類はいろいろありますが、
治療を目的としない所謂リラクゼーションサロンというお店で
働く施術者の多くが、
最初に勤務するお店の簡単な技術研修を経て、
知識も技術も乏しいままお客様に施術することになります。
働き始めの僕がこの状態でした。
この業界の敷居が低いと前回申し上げたのはこの部分が大きいです。
お世話になっている、
整骨院をいくつも経営している社長さん曰く
「柔道整復師の資格持ってても
専門学校でたばっかりやと使い物になりませんよ」
という話はきいたことがあります。
つまり技術職である業界において、
知識は重要視されないという事です。
とは言えですよ、いくら整骨院と違って治療目的ではない
リラクゼーションサロンだからといって、
何の知識ものない人に大切な身体を預けるのは怖くないですか？
僕は人の身体を触るうえで無知ではいけないと思い、
独学なり、人に教えを請うたりし、知識や技術を磨くようになりました。
そこからです！
ひょんなことから始めた仕事が、
本当の意味で楽しいと思うようになったのは…
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