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ネガティブ思考の私がやりたい仕事を見つけた方法

こんにちは、Healing space Haloの深澤です^ ^

今私は、ありがたいことに

自分の夢や想い、やりたかったことに全力投球できる環境に恵まれています。

 

だけど、社会人1年目のころは心を病んでいて

1日1日をなんとかやり過ごすように、精神的に苦痛な毎日を過ごしていました。

 

人生を悲観する日々でしたが、

思考と行動を変えていくことで、

やりたいことに気がつき

人生は少しずつ・緩やかに変化していきました。

 

いま、仕事や日常が苦痛だったり、

自分に自信がなくて、行き詰っていたとしても大丈夫。

自分次第で、人生は驚くほど変化していきます。

 

今回は、そんな私のネガティブ全盛期だったころから

少しずつやりたいことを見つけていったときのお話です。

 

ちょっと息抜きに、読んでみてくださいね。

 

この先、どう生きる?

20代前半。

地元で会社員をしていた私は、自分に対してそう問いかけました。

 

ハタチで社会に出て、はじめの就職先・医療系の職場で心を病み、1年勤めて転職。

医療系の現場で働いていた頃は毎日が苦痛で、

”今日が早く終わって欲しい ”
”明日が来なければいい”

そんな風に、死んだように生きている日々を過ごしていました。

 

医師と患者さんの間に立って、状況を察して動かないといけないのですが、

閉塞的な空間で、医師に怒鳴られることに怯えて、萎縮しっぱなし。

それが悪循環となってミスを連発する毎日でした。

 

息が詰まるような日々が続き、精神状態がいちばんどん底に落ちたときに、

こんな思いがお腹の底から湧いてきました。

 

「私は幸せになるために生まれてきた」

 

”転職を繰り返すと、人生に行き詰づまる”

そんな恐れもあったけれど、

湧いてきた強い思いから、私は転職を決意しました。

 

未経験でも採用してもらえるようにと、

休日にはPCスクールに通い、最低限のPCスキルだけを身につけました。

 

「自分はダメな人間だ」とか
「自分は社会に不適合な人間だ」とか

まったく自信のない状態で新しい仕事に就きましたが

 

優しい上司と先輩に恵まれた環境で、

荒み切った傷を癒しながら、心穏やかに働くことができました。

 

3年ほど経って、ルーティンワークにも慣れてきた頃にふと思ったのです。

「このままで良いんだろうか?」

 

働きやすい環境で、きっと結婚して子どもができても、仕事と両立できる職場。

だけど、仕事内容はずっと変わらず、キャリアアップして成長していくことは難しそうでした。

 

そして、この先、どう生きるのか?を自問自答したのです。

 

やりたいことが分からないから選んだ選択

 

当時の私には、

・結婚して、子どもを産み、今の働きやすい環境で仕事を続ける

・キャリアアップを目的にスキルを磨いて、転職する

その二つの選択肢が頭に思い浮かびました。

 

だけど、

結婚して幸せに暮らすイメージも湧かず、
何のスキルを得れば良いのかも分かりませんでした。

 

ただひとつ、

「人生、おもいっきり生ききったな。楽しかったな!」

死ぬときに、そう思って死にたい。

それだけが自分の中にある明確な答えでした。

 

自分の一生をかけて、エネルギーを注ぎたいこと。

はじめに自問自答してから2年が経とうとしていたけれど、
それが何なのか、座ってじっと考えていても分からなかったから、

私は、学生時代に憧れていた海外生活を送ることにしたのでした。

 

目的は英語習得と

これまでやったことのないこと=サービス業・飲食業を経験してみようと思ったのです。

 

海の向こうで知った東北の地震

 

カナダに着いて2日後、私は発生からかなり遅れて、東北で大きな地震があったことを知りました。

ネットニュースで見る映像に、恐怖で身体が芯から冷える感覚を今でも覚えています。

 

日本から遠く離れたカナダ国内でも、多くの支援活動が行われました。

そんな光景を目の当たりにして、私は人生で初めて

「自分にも何かできることはないだろうか?」

という思いが生まれました。

 

 

逃げ癖の弊害

 

10代のころから私は

「〇〇は嫌」

という、嫌なことを避ける”消去法”を基準にして、人生を選択してきました。

 

嫌なことから逃れて、得られたのは苦痛からの解放。

 

だけど、その代わりに、苦手なことを克服したり、乗り越える経験をしてこなかったのです。

 

だから私は自分に自信がなく、自己主張したり、

自分を表現することがとても苦手でした。

 

そんな私に、自分から名乗りを上げてできることなんて何一つなく、

誰かの役に立とうとする前に、

私は自分の殻を破って、自分の足で立つ必要があったのです。

 

自分を売り込むことは死ぬほど苦手だったけれど、

カナダで生きていくために、私は自分の履歴書を配り歩き、

つたない英語で自分をアピールし、必死で仕事を探しました。

 

思考の変化

 

逃げ癖があって、自分に自信がない私は、すぐにネガティブになって

勝手に凹んで、勝手に拗ねる癖がありました。

 

様々な国籍の人が在籍するレストランのキッチンで働いているときも、

上手に英語が話せなかったり、自分は必要とされていないと感じたり、

すぐに落ち込む癖が出ていました。

 

繁忙期を過ぎて、シフトが減っているのを見ると、

「どうせ自分なんて」と投げやりになることも多々ありました。

 

だけど、カナダにいる限られた時間の中で、

拗ねてジメジメ過ごして、時間を浪費するなんてもったいない。

 

そう思うようになってからは、

違う角度からものごとを見たり、

ポジティブな思考を選択できるようになったのです。

 

実際に、繁忙期が過ぎて客足が減っていたから、

バイトの人数が多くいる中、シフトが減るのは仕方のないこと。

 

ですが、マネージャーはこれまでの体力仕事を他の男性スタッフに任せ、

私に別の業務を教えてくれて、なんとかシフトを増やそうとしてくれていたのです。

 

私は、勝手に

「自分は仕事できないから別の仕事を与えられていた」と勘違いしていました。笑

 

そうして、ネガティブな思考は、

ほとんどが自分の間違った思い込みによって引き起こされていることに気が付くようになりました。

 


 

続きは、次回【小さな1歩が変化を生む】へ続きます◎