コリやハリで硬く辛い身体を楽にしたくて、
マッサージを受けると
ついつい「もっと強くして!」と言いたくなる時がありますよね?
硬くなった筋肉には、より強い刺激でないとほぐれない
という風に思われている方がけっこういます。
特にマッサージに行き慣れている方ほどそういった傾向が強いと思います。
これは僕たち施術者のせいなのかもしれません。
初めてマッサージを受けた時のことを覚えていますか?
僕が初めて受けたマッサージは、
翌日もみ返しになった整骨院でした。
「硬いから痛い(効いてる)んですよ~」
とゴリゴリ施術されながら先生に言われて、そういう物だと思いました。
痛いことが苦手な僕はそれから通うことはなかったのですが、
先生の言う事を信じて通っていたら、いずれその痛みに慣れていき
いつしかその痛みが心地よく感じ
「効っく~!」
と言うようになっていたのかもしれません。
これって辛い物好きになった僕の体験に似ていますよね。
人は刺激に慣れていき、その刺激が気持ちよくなり、
いつしかより強い刺激を求めるようになるものです。
では強いマッサージを受けた時に気持ちよく感じたとして、
一方の身体はどうなっているかというと、
刺激から身体を守る様に皮フや筋肉が硬くなっていきます。
(※ここでいう強いマッサージとは、筋肉の走行・筋膜・筋繊維・
骨格を無視したゴリゴリと強引に行う施術です。)
「いやいや、強めにマッサージしてもらったら
終わったらスッキリして身体かるくなるやん!」
そう言われるかもしれません。
僕も激辛カレーを食べた後は、
さっぱり汗をかいてスッキリした気分で店を出ます(笑)
強い刺激というストレスからの解放が「スッキリ感」の正体と僕は考えています。
その証拠に強いマッサージを頻繁に受けている人の身体を
触らしてもらうと、筋肉がタイヤの様に硬くなっていることがほとんどです。
マッサージを受ける目的はなんですか?
強い刺激で気持ちよくなりたい方には、ハロの施術は合わないと思います。
「施術前より体が軽くなった!」
「翌朝もスッキリ起きれた!」
「楽な感じが続いてる!」
強い刺激とは別の、優しく深く芯までしっかり届き安心できる気持ちよさを
感覚ができる状態を、明芯流整体を通してハロは皆様に提供しています。
次回『強くなくてもほぐれるの?』に続きます。