前回の続き
それからは、もうその整骨院はもとより
マッサージ受けることからも遠ざかっていたのですが
ひょんなことから僕自身がマッサージを生業にする様になりました。
前職のサラリーマンを退職して何となく飛び込んだ世界。
正直申しますとこの業界の敷居はものすごく低いですが、
その話をすると長くなるのでまた別の機会に・・・
完全未経験で始めた当時の僕にとっては、ものすごく大変で、
今思えば何てことはない研修を終えて、いざ実店舗で勤務開始。
研修では合格をもらったものの、
所詮素人に毛が生えた様な施術しかできません。
(当時のお客様には申し訳ない・・・)
でも、技術がないなりに何とかなっていたのは,
僕には単純に筋力のパワーがあったから。
そして新人の時に特に、お客様から言われた言葉No.1
「もっと強く!」
そう言われると、僕も
「強くですね!わかりました!」
と腱鞘炎になっている親指をかばうことなく、
力いっぱい指がもげそうなくらい
強もみでグイグイとご要望に応えます。
そうすると、お客様は
「くぅ~…効っくぅ~!!!」
って言ってもらえるものだから、
嬉しくなって力任せの施術をするようになりました。
自分自身でも「俺上手くなったなー」と
“勘違い”する様になった頃には
親指の腱鞘炎も治り、
前腕がムキムキと太くなっていたのです。
ありがたいことに指名してくださる
お客様も増えてきたのですが、
皆さん漏れなく筋肉がパンパンに張っている
所謂『ガチガチさん』
そのお客様達に、毎回力任せの施術をして
「気持ちよかったー!」
と満足して帰っていただくのですが、
「あれ、こんなに頑張ってほぐしてるのに全然よくなってへんで・・・」
「なんやったら前回より硬くなってるような気が・・・」
とふと思うようになりました。
そこから自分の得意だった
“強もみ”
という施術に疑問を持つようになりました。
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Healing space Halo
明芯流整体
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